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第5回講演会 子どもが育つみちすじ

で、ここ越えてる時に叱られますから、通過したことを知らされてる子は、誰も見てなかったら、「しめた」ってちょっと思います。しかし、通過したってこと を知ってます。だからなんか心の中がモジモジしてます。で、でも、まあ叱られなくて良かったって思ってます。で、今度見つかったらもう、こっ酷く叱られ て、あっやっぱり見つかってしまったと、子どものとき、私なんかもそうでした。で、これは叱るという教えるという、子どもから見たら叱られるという感覚で す。とても大事です。
今の親御さんは叱り方知らないし、どうしていいのか分からない。電車の中走り回っても、自発心ですから、子どものやりたいようにやらせたいとおっしゃる。
ここは○です。運動場は○です。ここはペケです。これは社会を生きていく、先ほど最後に言いました、共存するための、残念ながら諦めてもらうしかしょうがないルールなんです、と子どもに言うしかありません。子どもに私はそういう風に説明します。
これは、私はアメリカに住んでいる時、あっ、こういう教え方が一番いいんだと思ったのは、ルールという教え方です。そして、絶対に間違えちゃいけないこ と、これはねぇ、人格を誹謗すること。これしちゃあいけません。よくねぇー「あなたはやさしくない、なんで人に譲ってあげないの?」とかね。「いじわるな の」とか・・・・。
人のもの、たとえば積み木、こうやって積んでたら人のものをひゅっと取りたくなる。もっともっとしたい時にね、もう自分のがなくなった。そしたら人の物を 取りますわ。で、上に乗っけるとものすごく叱られます。「取っちゃいけません!」いいんですよ。取っちゃいけませんというのは、どんなに欲しくても、欲し いという心はもう何重○をしてあげたい。もっともっと、それこそエンパイヤーステートビルぐらい積みたいと思ってる子がいたら、素敵だと私は思う。
しかし人のものを取ってはいけない。ここは欲望ですから○で自発心、○ですが、人の物を取るという領域に入ったら、これは残念ながらルール違反なんだわ。 「取っちゃいけないのよ」って言う必要があります。その時に、「あなたはこす辛い」とかね、「このままいったらあなたは泥棒になる」そんなこと全然言う必 要がない。心はまっすぐなんですよ。心はまっすぐ欲望なんです。
ただ、ルールを違反しちゃいけない。
もう、お互いにやりあっていて、腹が煮えくりかえる気持ちがあって、相手を叩きますよね。頭をパーンと叩く、これはそれまでにおそらく相当の言い合いがあ るから、最後に叩いた人は、たぶん損をしている可能性もあります。だけども叩いちゃいけませんね。大人になって、どんなに相手が邪悪で腹黒くて、同僚にも そんな人いますけども、その同僚をそれだからといって、刺しちゃいけませんね。もう絶対にいけませんよ。
それはもう、こっちに言い分は山のようにあったとしてもしちゃいけないことでしょう。たまたま法律違反しても、罪は有罪、しかし情状酌量とかね、あるいは何とかの猶予期間があるとか。
情状を酌量されることはありますが、罪は罪です。傷害罪で罪ですね。これ同じ事ですよ。
だからその時に、あなたは腹黒いとか、いじわるだとか、なんで人を叩いたりするの、そういう心はもう無しにしましょう。
無しにしましょうって言ったって腹の立つことはあります。腹が立ってもしちゃいけないんだ。だからこれは修行するしかない。で、そういうことを罪と言いま す。まあ、罪というのはキリスト教的な表現で、外国から入ってきた言葉ですが、罪というか、自分の中にしてはいけないことをするということを知っておく必 要があります。で、すぐに覚えられるものじゃありません。

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