第5回講演会 子どもが育つみちすじ
今のお母さん、絶対助けがいります。私の時代よりどんどん、どんどん孤立無縁ですから。どんな立派なお母さんだって、一人では育てられないことを知っておくべきです。お父さんも助けないと駄目ですし、お父さんお母さん二人でも駄目です。難しいです。
そういう意味で、心を開いて、家庭を開いて、スイング・ドアのように、誰でも出入り出来るようなドアにして、そして風を入れて、一人っきりで閉じこもって 追いつめられないで、早く人と共に生きて手助けしてもらって元気になって、そして再び子どもと共に旅路を歩んでいく勇気とエネルギーを回復することを、是非お勧めしたい。
そして、ある時、そうやって生きたことが人生のどの段階でも、その思い出が自分の中に実に生き生きと生きづいていることに気づかされます。
それは誰にでも本当に持つことのできる喜びですから、そう思って私は子どもを育てるということを是非楽しんでいただきたい。そして苦しむことも含めて。
それこそ意味があることだから、恐れないで行って下さい、と申し上げたいと思います。(終)
